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ネオ・トロピカリア - 東京都現代美術館

木場にある東京都現代美術館に、「ネオ・トロピカリア」を母と観に行った。これは、60年代から現代まで、160作品に及ぶブラジルの現代美術を紹介するもの。ネットで見ても色が鮮やかで、楽しめそうだなと思い、実家からのほうが近いので、帰省したついでに行くことにしたのだ。
東京都現代美術館は都心にある美術館に比べてかなり広くて、作品も大きいものが展示してあって、アートを体験できる空間もあって楽しめるから、電車のどの駅からも離れていることを除けば、お気に入りの美術館である。又、他の日本の美術館、特にデパートスペースのように作品がガラスケースに入っていて光って見えなかったり、床にこれ以上近寄るなという線が引かれていることもないし・・あの鑑賞する人間を疑うような態度ってどういうつもりか理解できない。
ネオ・トロピカリアは、絵あり、コスチュームあり、建築ありで、いろんな角度からブラジルの現代美術が紹介されていてとても面白かった。思ったとおり、作品の大半はカラフルな色合い。ルイ・オオタケがサンパウロ最大のスラム街の住宅にカラフルな色を使用して、外観を変えてしまうプロジェクトなんかは元気を与えてくれた。
常設展は来るたびに見ているからいいかなーと思いつつ、又、アメリカンポップアートでも観るかとこちらも覗いてみると、「サヴァイヴァル・アクション」と題する新収蔵作品が展示されていて、見たことないものがほとんどであった。入口にあったのは、トビアス・レーベルガーのガレージであったが、あとはほぼ全部日本人の作品。外国人もずいぶん観に来ていたが、なるほどこれならジャパンアート楽しめるかも、と思わせるものばかりだった。
割と遅くに行ったのだが、カフェテリアもレストランも営業していなくて、美術館の外には喫茶店一つない場所なので、「開いているだけましと思ったほうがいいのかなー、所詮東京都の施設だもんね」と私と母はぶつくさいいながら、いつ来るか見通し立たないバスに乗るために外に出たのであった。


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